三本瀧
受講生のN.Cさんの作品です。山間の清流にそそぐ三本の滝です。この作品は鉛筆書きの段階だけでも、かなり書き込んであります。その後、木漏れ日に映る、滝と岩と手前の沢の、色合いを何度も塗り替えしていましたね。夏の暑さの中に、涼風を感じるさわやかな作品です。
受講生のN.Cさんの作品です。山間の清流にそそぐ三本の滝です。この作品は鉛筆書きの段階だけでも、かなり書き込んであります。その後、木漏れ日に映る、滝と岩と手前の沢の、色合いを何度も塗り替えしていましたね。夏の暑さの中に、涼風を感じるさわやかな作品です。
講師作品です。ご存知浅草の雷門です。国内外の観光客でいつもにぎわっている場所です。雷門の柱や屋根などは、最初に赤色でしっかりと描きましたが、写真のような仕上がりになってしまったので、周囲を薄い白、緑、黄色でぼかしてみました。
講師作品です。北陸の冬の味覚といえば「かに」ですね。かには生のままではあまり赤くありませんが、ゆでるときれいな赤色にかわります。水彩画では実物よりも一層濃い赤色にするとおいしく見えるようです。
受講生のN.Cさんの作品です。サンクトペテルブルグでの白夜です。逆光で薄暗くなった手前の建物と、わずかにのぞく空との対比。中央の塔をはさんだシンメトリック(左右対称)の配置など、計算された色彩と構図ですね。鉛筆ツールを使って細かく点描されたドームの屋根が、白夜を引き立てています。
受講生のM.Mさんの作品です。Mさんお気に入りの一枚です。この絵のかぼちゃとさつまいもは、実物に大変近い色をしています。違う色を重ね塗りしながら、うまく近い色に仕上げましたね。
受講生のN.Cさんの作品です。街中の喫茶店で見かけた若いカップルのショットです。やわらかな髪の毛や、あごや肘のつき具合など、何気ない様子が絵になっていますね。うしろのライン(水平線)が傾いているのも、スナップ写真のようで効果的です。
受講生のT.Hさんの作品です。富山県のとなみチューリップフェアでの風景です。この絵は、前景のチューリップ、中ほどの噴水、奥の緑の木々と、大きく3層に分かれています。手前のチューリップを鮮やかにはっきりと描き、奥の緑をぼかし遠近感をうまく出していますね。チューリップも噴水も緑の葉っぱも、とにかく根気との戦いの一枚でしたね。
受講生のM.Mさんの作品です。おなじみMさんの愛犬アンビシャスです。今回は下絵となる写真を合成し、ちょっとユニークな作品に仕上げました。胸からお腹にかけての絶妙な塗り具合は、ご本人もお気に入りの出来栄え。そして手描きのわんちゃんをTシャツにプリントしました!数々のアイロンプリントを試して出来上がった会心の一枚。これぞ世界に1枚だけのTシャツですね!(・・・パソコン水彩って奥が深い。)
受講生のT.Mさんの作品です。わんちゃん大好きのTさんは、お花好きでもあります。いつもの愛くるしいわんちゃんと打って変わって、今回は静かな睡蓮の花です。白い花は難しいのですが、影の部分に紫色などを使って、花びらの重なりを表現しましたね。「静寂」という言葉がぴったりの落ち着いた作品です。
受講生のN.Sさんの作品です。ひさしぶりの新作ですね!大きなハスの葉の中にひっそりと咲くハスのつぼみ。緑とピンクの対比が効いていますね。色ムラを残して塗られた葉っぱは、水彩本来の味わいが感じられます。Nさんとしてはめずらしく(?)今回は一気に描き上げましたね。この勢いで次の作品も楽しんで描きましょう!
受講生のK.Gさんの作品です。能登のはたご岩です。岩のゴツゴツした感じがよく出ています。特に左の岩の存在感がありますね。海に映った岩の感じや、手前の岩場から砂浜へと続く石砂利など、細かく描写しています。ご本人いわく、「これまでで一番大変でした。」とのこと。ご苦労様でした。
受講生のT.Hさんの作品です。古典的な日本画を思わせる構図と配色ですね。白い花は花びらの重なり部分などが難しいのですが、薄めの紫色を使って繊細に表現しました。Tさんは、一眼レフのデジカメをずっとされているので、構図の配置などもお上手です。
受講生のK.Gさんの作品です。7月に旅行された中国・杭州の公園のひとコマです。右手の椅子に腰かけ何か売っている女性と、親子の様子が味わいがあっていいですね。最初に構図を拝見したときに、印象派の画家スーラの有名な「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を思い出しました。ちょっと気だるい日曜の午後って感じがしませんか。
受講生のK.Gさんの作品です。スペイン、バルセロナ。あのアントニオ・ガウディのモザイクが美しいグエル公園です。南国を思わせる後方の緑と、手前の鮮やかなタイルの対比がきれいですね。いつも細かく丁寧に描く、Kさんならではの出来上がりです。